人材育成/社会貢献

教材『造園の手引き』共著

 京都府造園協同組合主催職業訓練校(造園学校)において、造園の専門家を目指して勉強している学生の教科書にもなっている『造園の手引き』に共著させていただきました。

 

 本書は、日本の庭づくり発祥の地ともいえる京都の現場で活躍する庭師や造園家たちによる丁寧な解説で、造園とは何かという定義から歴史などの造園概論、そして実際に庭を作る際に必要となってくる計画・設計・施工・管理と造園材料まで、実務に必要な情報を1冊にまとめたものです。



地元中学生 職場体験学習

 毎年、地元の中学生の職場体験学習を受け入れていますが、受け入れを始めて、約10年経ちました。

 生徒さんからは「作業の後の達成感が大きかった」「働くことの大変さが分かった」「何のために働くのか考えるきっかけになった」などの感想が寄せられました。職場体験を通じて、将来この長岡京市で社会人となってくれる若者が増えるよう、これからも地元企業の魅力を発信していきたいと思っています。



造園学校 指導員

 京都府造園協同組合加入の事業所には、毎年新しい従業員が入ってきます。中には大学や高校での造園の専門学科を学んできた人もおりますが、半数は普通科、あるいは造園と違う学科を専攻した人たちです。そうした新入従業員に職業訓練を行い、学科、実技共にバランスのとれた造園技術者として育ってもらうことが、大方の事業主の願いです。昭和51年京都府知事の認定許可を受け、この協会の訓練施設となり今日に至っております。

 

  この京都府造園協同組合主催職業訓練校(造園学校)において、樹木の伐採などの指導官をさせていただいております。これまで私はこの仕事で恩恵を受けてきたので、何か恩返しをしたいと思っています。これまでの自分の失敗や経験を、造園を目指す学生たちに話すことでそれが肥やしとなり、彼らが良い仕事をすることでお客様に喜んでもらえるなら、こんなに嬉しいことはありません。



地域清掃ボランティア活動

 「自然を風景として楽しみ、その風景を生活環境の中に再構築する」ことが、造園の基本概念だと思っています。

 

 地元の団体と一緒に、自然環境保護・地域美化活動として、地域の清掃活動にボランティアとして参加しています。こうした積み重ねで、私たちの住む町そのものが、自然あふれる素晴らしい景観へと変わっていくと信じています。